国内最大級の弥生時代の集落遺跡を公開している「鳥取県立むきばんだ史跡公園(妻木晩田遺跡)」に行ってきました。
復元した竪穴住居や高床倉庫などが楽しめる「弥生のフィールドミュージアム」や、資料の展示や体験施設なども充実したスポット。
広い園内では弥生時代の自然も見ることができ、ガイドの無料案内もあるので、散策しながら学べ、子どもから大人まで楽しめます。
今回は、弥生のフィールドミュージアム「鳥取県立むきばんだ史跡公園」についてご紹介します。
妻木晩田遺跡とは?
弥生時代の遺跡としては国内最大級の広さの晩田遺跡は、むきばんだ史跡公園として整備され、約1,700年~2,000年前の弥生時代の終わりごろの大きなムラの跡。
ムラの範囲は、東西約2km、南北約1.7km、面積は約170ha以上あり、そのうちの152haが国の史跡に指定されています。
ちなみに東京ドームに例えると33個分の広さらしいです。
弥生時代にタイムスリップしたかのような気持ちで、復元された弥生のムラや発掘された住居跡などを楽しむことができます。
妻木晩田遺跡の場所
住所は、「鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4」。
鳥取方面から来られる方は、大山ICから降りて310号線を進みます。
駐車場に近づくと、むきばんだの看板が見えてくるので、ここを右に入ります。
坂を登っていくと、鳥取県立むきばんだ史跡公園の駐車場があります。
あとは駐車場の案内に従って進みましょう。
「弥生の館 むきばんだ」で弥生人の暮らしについて学ぼう!
「弥生の館 むきばんだ」では、当時の人々の暮らしや営み、交流などを展示物を見ながら学ぶことができます。
館内は主に、暮らしゾーン・交流ゾーン・国邑ゾーンの3つのゾーンに分かれており、それぞれのテーマごとに詳しい説明がされています。
その他にも、妻木晩田遺跡を映像で学ぶことができるむきばんだシアターや、妻木晩田遺跡のオリジナルグッズなどが販売されているミュージアムショップなどもあります。
園内を見学するときは、パンフレットもあるので、参考にしてみてください!
「弥生のフィールドミュージアム」を見学してみた
広大な公園内には、「弥生の館 むきばんだ」を中心に7つのフィールドミュージアムがあり、全部まわるとなんと3時間くらいかかるそうです。
丘陵の尾根上で生活していた弥生人の痕跡が良好な状態で残っており、自然散策と共に、広い敷地に建ち並ぶ竪穴住居や高床倉庫などを楽しむことができます。
住居の中も見学できます。
エリア内には、見晴らし抜群のビュースポットもあるので、散策の合間に目に焼き付けましょう!
タイムスリップしたかのようなむきばんだムラ体験コースを散策。
他にも、発掘された当時の遺構を間近に見学できる「遺跡展示館」や弥生人にたくさんの恵みをもたらした「むきばんだの森」など、見学・体験できる見どころが満載なので、ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
弥生時代の暮らしや営みを見学しながら散策できる鳥取県立むきばんだ史跡公園。
国内最大級のスケールはもちろん、ビュースポットや体験イベントも楽しめるスポットです。
家族での見学や体験、大山観光などでぜひ訪れてみてください!
詳細情報
鳥取県立むきばんだ史跡公園(妻木晩田遺跡)
0859-37-4000
〒689-3324 鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4
詳細:https://www.pref.tottori.lg.jp/mukibanda/
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この記事を書いている人
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鳥取県出身。
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