鳥取市国府町にある資料館「因幡万葉歴史館」に行ってきました。
大伴家持が万葉集を編纂したといわれている国府町に1994年に開設。
万葉の文化や因幡の歴史、民俗芸能などがわかりやすく解説・展示されているほか、万葉衣装の試着体験もできる施設です。
今回は万葉びとの世界が学べる因幡万葉歴史館についてご紹介します。
因幡万葉歴史館の場所
住所は、「鳥取県鳥取市国府町町屋726」。
鳥取駅から車で約15分。
国道251号線を鳥取市のパワースポット「宇部神社」方面へ進みます。
国道沿いは豊かな田園風景が広がっています。
しばらく進むと、左手に因幡万葉歴史館の大きな看板が見えてきます。
この看板の奥にある道を左折すると駐車場になっています。
駐車場の利用時間は、9:00〜17:30です。
予めチェックしておきましょう。
駐車場の隣が歴史資料館です。
館内の様子
展示室手前はフロアになっていて、試着コーナーや喫茶があり、ちょっとした休憩スペースになっています。
万葉びとの気分にしたれる衣装がズラリ!
試着したまま館内見学できます。
料金について
ちなみに料金は300円。有料入館者の方は100円で試着できますよ。
常設展観料は一般300円、高校生以下は無料です。
大伴家持ホール
大伴家持ホールでは、大伴家持の生涯にスポットをあて、家持の生活の再現映像などをとおして万葉びとの生き方や感性に迫ります。
因幡の古代
東アジアの中の因幡国という歴史的視野にたって、史跡梶山古墳や岡益石堂などの遺跡を取り上げ、原寸大の模型で再現展示しています。
伊福吉部徳足比売(いふきべのとこたりひめ)ホール
釆女(女官)として都で天皇に仕えた因幡の豪族の娘「徳足比売」の半生と、当時珍しい火葬が行われたことを示す骨蔵器の展示がされています。
企画展示室
大陸文化の強い影響を受けた当時の服飾や万葉びとの食文化など、万葉びとの世界を紹介しています。
民俗展示室
因幡の民俗芸能」と題された民俗展示室では、因幡地方とその近辺でしか見ることができない民俗行事である一本角の「麒麟獅子舞」について紹介されています。
万葉と神話の庭
順路の通り進んでいくと、最後に屋外の庭園に出ます。
万葉集で歌われた約40種類の植物や、国府町にちなむ彫刻を散策できます。
9つの鳥や犬などをモチーフにした彫刻が庭園のいたるところに配置されています。
時の塔について
因幡万葉歴史館のシンボルタワー「時の塔」。
高さ30mの展望室からは、国府町周辺の面影山・今木山・甑山をはじめ、眼下に広がる平野を一望することができます。
入場無料なので、気軽に立ち寄れます。
見学の最後に高さ30mの展望室からの景色を満喫。
周辺には高い建物がないので、鳥取市街地までを一望でき、爽快気分にしたることができました。
国府観光におすすめ!
国府町の観光で一度は行ってほしい歴史や文化に触れられる施設です。
入館料や試着体験料も安いので、お財布にも優しい観光スポット。
ぜひ行ってみてください!
詳細情報
因幡万葉歴史館
0857-26-1780
〒680-0146 鳥取県鳥取市国府町町屋726
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日の平日)、祝日の翌日(平日の場合)、年 末年始(12/29~1/3)
駐車場:あり
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この記事を書いている人
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鳥取県出身。
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