【鳥取県中部地震から1年】今の現状と自分にできること

2016年10月21日14時7分、鳥取県中部を震源とした地震が発生しました。

震災から1年。復興に向けて鳥取のことをもう一度考える機会だと思います。

今の町の様子と自分に何ができるのかをまとめてみました。

鳥取県中部地震

地震の規模はM6.6(暫定値)、震源の深さは11km(暫定値)。

最大震度6弱を鳥取県の倉吉市、湯梨浜町、北栄町で観測。

その他、関東地方から九州地方までで震度1以上の揺れを観測しました。

出典:福島原発事故の真実と放射能健康被害

※「鳥取県中部地震」の詳細はこちら

当時の様子

倉吉市の観光スポット「白壁土蔵群」。

出典:鳥取県中部地震から一夜明け 物資の支援を本格化 

白い漆喰壁が崩れ、中の木造部分がむき出しになっています。

出典:FAAVO 鳥取県中部地震の復興支援に取り組むNPOを応援したい!

倉吉市内の住宅地。

屋根にはいたるところにブルーシートが掛けられ、瓦が落ちないように補強がされています。

僕は当時鳥取にはおらず、県外でしたが、かなりの揺れを感じました。

復興への取り組み

鳥取県は、この一年間震災復興に向けて、様々な取り組みを行ってきました。

その中の一例を紹介します。

出典:日本旅行

「とっとりで待っとりますキャンペーン」

当時地震の影響で、鳥取県全域で旅行客のキャンセルが相次ぎました。

そこで、お得に旅行して鳥取県を応援できる観光復興のための制度を導入。

鳥取県の対象周遊ツアーの旅行代金から、1人あたり最大10,000円割引で購入できというもの。

 

※キャンペーンは終了しています。

今自分にできること

現在、鳥取県中部は余震もほとんどなくなり、町には落ち着いた暮らしが戻りつつあります。

ただ、今も自宅に戻れず、公営住宅での暮らしを余儀なくされている方も数多くおられます。

現在の「白壁土蔵群」。

まだ少し瓦をブルーシートで補強した建物が見られます。

今までの暮らしを取り戻しつつあるレトロな町並み。

今後の集客に期待です!!

北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」。

館内に修繕箇所がありましたが、今は復旧しています。

 

今回の震災で、人と人とのつながりがより一層強くなった気がします。

今の自分にできることは、SNSなどを活かして鳥取の情報を届け、鳥取の魅力を知ってもらうことだと思っています。

これからも鳥取の魅力を発信し、「また来たくなる鳥取」の実現に向けてがんばっていくつもりです。

復興・地域活性化に繋がるきっかけになればうれしいです!