日本で唯一の梨の博物館!梨の試食が年中楽しめる「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」に行ってきた -倉吉市

倉吉市の観光スポットの一つ「鳥取二十世紀梨記念館(なしっこ館)」。

日本で唯一の「梨」をテーマにした博物館です。

館内には様々なエリアがあり、梨に関する歴史や産業情報の紹介、体験もできる展示・企画を行っています。

2001年4月にオープン。2009年から「なしっこ館」という愛称もつき、多くの人から 親しまれています。

館内で無料で梨の食べ比べができます。

館内の様子をまとめてみたので、感想も含めてご紹介します。

なしっこ館の場所について

住所は、「鳥取県倉吉市駄経寺町198-4」。

JR倉吉駅から車で約10分。

倉吉市役所の前にある国道38号線沿いを西へまっすぐ進みます。

国道205号線沿いにある「倉吉パークスクエア」内にあります。

ガラス張りの大きな建物が目印です。

倉吉パークスクエアの外からでも見えるほど目立つ建物です。

こちらから入館できます。

ミュージアムショップとフルーツパーラー

館内入ってすぐ右側に、「フルーツパーラー」というジェラート店があります。

ここでは、梨を使ったソフトクリームやケーキなど、梨の博物館ならではのジェラードが味わえます。

ひだり左側にあるのが梨のミュージアムショップ。

梨にちなんだお土産を揃えた商品を多数販売しています。

この奥に、梨の様々な体験ができる有料エリアがあります。

有料エリア

ミュージアムショップの中に、有料エリアへの受付があります。

入館料は、大人(高校生以上)300円、小人(小学生以上)150円、小学生未満無料です。

精算済ませると、入館券を渡されます。

入口はこちら。

パンフレットも置いてあるので、一緒に見ながら周りましょう!

館内にあるスポットを周って楽しめるクイズラリーも開催中!

毎月抽選で10名に梨が1箱あたるそうです。

館内中央にある「二十世紀梨の巨木」は、枝の広がりが20mもあるなしっこ館のシンボル。

彫り上げる前の巨木の映像も紹介しています。

なしっこ館のマスコット「ナッシー」。

人気の撮影スポットです!

果物の被り物コーナーもあります。

SNS映えしそうな写真が撮れちゃいます!

「二十世紀梨ものがたり劇場」

鳥取県が二十世紀梨の一大産地になるまでの歴史を振り返ることができます。

劇場内には、精巧に作られたロボットが設置してあり、映像とお芝居で紹介します。

「梨を育てる」

梨の栽培技術を、模型・映像・パネルなどで紹介しています。

体験コーナーもあり、ゲーム感覚で栽培技術を学ぶことができます。

「シアター」

梨のルーツに関する映像の上映をします。

「梨のアートギャラリー」

梨にまつわる7点の物語を和紙人形で展示。

梨と文化の関わりを人形アートと一緒にゆっくり見ることができます。

「梨と世界の人々」

日本の梨と世界の梨のレプリカが展示してあるエリアです。

梨の世界地図や二十世紀梨の輸出の歴史を紹介しています。

年中楽しめる梨の試食

梨の試食ができるのは、「キッチンギャラリー」というエリア。

3種類の梨を食べ比べすることができます。

僕が一番楽しみにしていたエリアです(笑)。

入口の看板から並んで順路に沿って進んでみます!

①新興(しんこう)

新潟産ですが、暖地向きの品種として鳥取に普及。

甘味が強く、二十世紀梨より大きな赤ナシです。

②王秋(おうしゅう)

10月下旬~11月中旬に収穫できる晩生赤ナシ。

果肉が軟らかくジューシー。日持ちがいいのが特徴です。

③愛宕(あたご)

重さが1kgにもなる大きめの梨。

軟らかく、サクサク食感が特徴。岡山県で多く栽培され、11月中旬頃に熟します。

それぞれの梨を試食して、一番美味しかった品種に投票しましょう!

個人的には、①の新興が一番美味しかったです。

まとめ

梨の歴史をゲーム感覚で学べて試食もできて、楽しく体験することができました。

記事には取り上げませんが、2階にもキッズコーナー、梨の不思議ガーデン資料展示室などがあり、遊びながら梨を学べますよ!

ぜひ行ってみてください!!

店舗情報

鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館

0858-23-1174

〒682-0816 鳥取県倉吉市駄経寺町198-4

開館時間:9:00~17:00(入館は16:40まで)

休館日:毎月第 1・3・5月曜日(祝日の場合は休日でない翌日)
12月29日~1月3日

駐車場:有

HP:http://1174.sanin.jp/